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台湾の街並み

 技術第1部のМです。

先日親戚を訪ねて台湾に行ってきました。新入社員研修で道路の幅の決め方など、設計の基準について学んだばかりでしたので、台湾の街づくりに興味を惹かれました。

 (右奥、柱の向こう側を歩行者が通行する)

 

 写真の右側奥、赤い矢印の先に小さな人影があるこの部分を紹介したいと思います。赤枠で囲った部分、実は歩道になっています。これは台湾でよく見かける建築様式で、一階部分の天井つまり二階部分が屋根の役割を果たしています。天文館のようなアーケード街を想像していただければ良いと思いますが、台湾では建物自体がアーケードの役割を担っています。台湾の強い日差しと突然の雨を避けるために活用されていると思うのですが、どのような法の縛りによってこういった街並みになっているのか、気になりますよね。

(周辺は買い物客でにぎわう)

 

 台湾の街並みで印象に残ったのが植物です。通りに大きな木がそびえていることは珍しくありませんし、あちこちのベランダや通りのちょっとした空間に所狭しと鉢植えが並べられています。台湾の建築専攻の学生は、設計に好んで木を取り入れたがるため、「この木は意図があってのものか?無闇やたらに生やしていないか?」と先生から指摘を受けるのだそうです。

 熱い日差しの中を歩いていると、アーケードの下や木の下はまるでオアシスで、見かけるだけでも安堵するほどでした。日本の夏の暑さも、年々深刻さを増していますし、台湾の街づくりについて是非調べてみたいです。

 

 今回は急遽訪れることになりましたが、次回はしっかり予定を立て、気になった土木施設を巡ってみようと思います。

それまでに語学の勉強もがんばります……。

(二層になっている高速道路の橋梁)

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