調査測量部 用地測量課主任 豊留 大輔
まちづくりの基礎に貢献する経験と実力を備えた測量士。
学生時代から現在にいたるまで、測量ひと筋に腕を磨いてきた豊留大輔さん。測量士の資格も持つプロフェッショナルに、自身のキャリアについて語っていただきました。
大進に入社したきっかけを教えてください。
専門学校で測量について学び、卒業を控え、就職を探している中、先生から勧められたのが大進でした。県内でもトップクラスの企業であり、会社のルーツが測量にあるということで、技術も活かせると思い、入社させていただきました。私は入社以来、14年間にわたり、調査測量部に所属しています。
現在の業務内容について教えてください。
調査測量部はその名の通り測量から調査、補償、建築まで担当する部門です。測量という仕事は、道路、河川、砂防、橋梁などのインフラ整備の実施にあたり最初に行う重要な作業です。私が所属する用地測量課では、主に土地の境界、権利関係等について調査し、用地取得等に必要な資料や図面を作成しています。測量及び境界、権利関係の調査がその後の設計の基礎となるので、要求が高度なものになる分、やりがいの大きな仕事だと実感しています。
仕事を通じて得たこと、学んだことを教えてください。
用地測量は、土地という個人の財産を扱う仕事でもあるので、権利者とのコミュニケーションが欠かせません。私はもともと口べたでしたが、仕事を通じてその悩みも克服できました。現在は技術者として一つひとつの仕事の精度を高めている段階ですが、測量の仕事は奥深く、常に勉強は欠かせません。大進ではGPS衛星を活用した測量技術にも取り組んでいるので、スキルアップに適している環境だと思います。
今後の目標はありますか。
土地を扱う現場では不動産関連の知識も求められますので、今後は土地家屋調査士や補償業務管理士の資格取得にチャレンジしたいです。また、建設コンサルタントは発注者のニーズに対して、プロフェッショナルな技術者の視点からより良い提案を行う仕事だと思います。お客様の要望を超えることが自身のスキルアップにもつながりますので、一つひとつの課題に真摯に向き合っていきたいです。
先輩として入社を検討している学生さんにメッセージをお願いします。
大進は仕事熱心で情に厚い人が多く、とても面倒見のいい会社です。分からないことがあれば、先輩方がきめ細やかに教えてくださいますし、知識や技術が受け継がれていく社風もあります。測量の仕事は、現場作業が多く、体を動かすのが好きな方にも向いていると思います。さまざまな人とふれあう中で、喜ばれ、感謝される仕事をぜひ一緒につくっていきましょう。
Staff profile
調査測量部 用地測量課主任 豊留 大輔
2002年入社。鹿児島市出身。鹿児島測量専門学校卒業。日々現場をまわるハードな仕事の息抜きは子どもと遊ぶこと。家族と過ごす時間が仕事の活力になるというイクメンの顔も持つ。測量士、用地測量調査専門技術者。