施工の現場見学に行きました。
設計四課 南川です。
2017年1月、北風が吹き荒れる寒い日に、鹿児島県伊佐市で行われていた仮桟橋の杭打設施工現場に行きました。
現場では、ダウンザホールハンマで約1時間半かけて岩盤に孔をあけ、砂を充填した後、バイブロハンマで杭(H形鋼)の建込みを行っていました。
設計では、このような作業をいとも簡単に図面に書きますが、実際は様々な工程を経ており、図面には表現しない作業の手順、流れなどを学ぶことができました。
また、杭の建込みにかかる時間やハンマ打撃による騒音、振動の程度についても、書物に書かれている事ですが、実際に見たり聞いたりすることで、これまでの認識と違った形で捉えることができました。
現場の方がおっしゃっていましたが、ハンマで打撃しながら掘り進めていく中で、地層が変化するとその打撃音も変わるそうですよ。
私もじっと聞いてみましたが、わかるようなわからないような・・・でした。
見学中は、現場の方が色々と親切に教えて下さり、大変勉強になりました。
現場のみなさん、その節はありがとうございました。
とっっっても寒かったですが、行って良かったなと思いました。
この経験を今後の設計業務に活かして、施工しやすい設計、図面の作成を心がけたいと思います。