災害時や市街地と山林をかかえるエリアの図化や
人が足を踏み入れにくい場所などの測量に最大のコストパフォーマンスを発揮
市街地と山林という組み合わせで、比較的小面積の地形図作成が急がれている箇所が全国的に多い現状です。市街地を含むため、1000から500あるいは250と大きな縮尺の図化が対象となります。
このような大縮尺地図作成のための計測方法は、対空標識と航空写真だけでは森林内の設置場所特定も困難になります。さらに、さまざまな災害発生の現場においては、平地の数倍の現地補足調査が必要な場所が多々あります。そのような現場でUL-1が活躍します。
UAVレーザ測量は1秒あたり約10万点の大量レーザを照射し、対象物からの反射情報を記録することでデータを取得します。
植生のある地域上空からレーザーを照射した場合、一部のレーザーは樹木間をすり抜け地表面まで到達し地表データを取得することが可能で、反射情報(パルス)は1回目、2回目、3回目・・・と続けて記録することができるため、パルス数が多いほど地表データを取得する可能性は大きくなります。